●新しく入荷した本の一部を紹介します。
■傷ついた世界の歩き方
━イラン縦断記
ファランソワ=アンリ・デゼラブル著
白水社
2700円+税
逆風に髪をなびかせる女性たちに捧ぐ
■日本の原風景99
近藤正文・著
同時代社
3000円+税
先人たちのつくった原風景の懐へ出かけてみよう。
鞆の浦・尾道・竹原・御手洗など紹介。
■日本の新幹線 ありがとうドクターイエロー特集
宝島社
1500円⁺税
引退が決まった新幹線のお医者さん、ドクターイエローの大特集。ちなみに、当店店主は広島駅ホームから偶然見ることができました。
■ルポ 子どもへの性暴力朝日新聞取材班
朝日新聞出版
2000円+税
「魂の殺人」とも呼ばれる性暴力。社会の無関心に追い詰められ、いまも苦しむ子どもがいる。
■校正・校閲11の現場
牟田都子・著
アノニマ・スタジオ
2000円+税
言葉のあるところには校正がある.「文にあたる」の著者がさまざまな校正の現場を歩く。
■あなたの?は人権問題かもしれない
ヒューマンライツ・ナウ編
現代人文社
2300円+税
・命と体を守るために・安心して生活するために・一緒に生きるために・平和で自由な社会で暮らすために
■普通の奴らは皆殺し
━インターネット文化戦争
オルタナ右翼、トランプ主義者、リベラル思想の研究
アンジェラ・ネイグル著
Type Slowly
2200円+税
■わたしたちの中絶
石原燃 大橋由香子・著
明石書店
2700円+税
産む・産まない・産めないを国家や医療、他者が管理しようとする世界で「わたしたち」は自身の経験を語る。
■能登のムラは死なない
藤井 満・著
農文協
1800円+税
能登のムラには「逆境でも行きぬく粘り強さをともなうやさしさ」がある。
■私はアセクシャル
レベッカ・バージェス著
明石書店
2000円+税
「メンタルヘルスやセクシュアリティの面で、規範的な文化にハマらない」人の豊かな生を追体験しては。
■動物園・水族館の子づくり大作戦
成島悦雄・編著
緑書房
2700円+税
希少動物保全のために動物園・水族館が果たしている使命と責任、工夫の数々。
■クラゲのほんと
鶴岡市立加茂水族館・編著
緑書房
2400円+税
華麗なるクラゲの真実━━
世界一のクラゲ水族館が、来た人からの質問に楽しく答える。
■トイレと鉄道
鼠入昌史・著
交通新聞社
1000円+税
昔、列車のトイレは「たれ流し」でした。「黄害」は大問題に。
■原爆と俳句
永田浩三・著
大月書店
2800円+税
ヒロシマ・ナガサキから沖縄・福島まで。その俳句との係わり。
■新編 住居論
山本理顕・著
平凡社
3600円+税
「住まい学大系」から「住まい学エッセンス」へ。2024年プリツカー賞受賞した著者の原点。
■鉄道がつなぐ昭和100年史
小川裕夫・著
ビジネス社
1900円+税
鉄道が大きく変えた、100年の歴史をめぐる旅に出かけよう。
■色彩の魔術師エリック・カールの絵本とアート
ペンギン・ランダムハウス編
偕成社
3500円+税
絵本作家エリック・カールの生涯と絵本づくりの秘密にせまる一冊。カールにとって「アート」とは?
■回想 鈴木邦男
大島和子・著
彩流社
2000円+税
党派・右左、宗教・国を超えて考え、発言した稀有の言論人・鈴木邦男の生涯。
■美は傷
エカ・クルニアワン著
春秋社
4000円+税
美しき娼婦、呪われた一族、流転する百年の愛と暴力。インドネシア・マジックリアリズム文学の傑作。
■実録・自民裏金取材
しんぶん赤旗日曜版編集部
新日本出版社
1400円+税
公開されている膨大な政治資金報告書から、一つ一つを地道に積み上げ検察の捜査にまでつなげた調査報道の記録。